シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

北本:ヒレンジャク・キレンジャク、カワセミ、モズ

2024-03-23 | 主に野鳥や昆虫

3月16日(土)、午前10時頃に北本自然観察公園の駐車場に着くと、入口に係員がいて一旦止まる。「1台分だけ空いているはずなので。ゆっくり進んで探してください」と。冬鳥の時季は終わったと思うけど何故満車状態なのか不思議に思った。

園路を歩いていると、大勢の方が立ち止まっていた。手前の方々は野次馬的な感じだが、奥の方の20~30人は、三脚を立てたり、双眼鏡を見ていたりする鳥見屋さんだ。気になる「何がいるんだろう?」と思い先頭の方に歩む。


皆さんのカメラが向いているのは一方向ではなくバラバラ。モニターやファインダーを見ていない方もいる。「居なくなったの?」かと思ったら、「影だから」「枝がじゃま」「あの枝の上にもいる」「キだな」とかとか、そして会話から分かったのは『レンジャク』だということと幾匹かいそうだということ。
ということは、ヒレンジャクかキレンジャクが初めて見られるのかも!と喜ぶ。

レンジャク(連雀)は、スズメ目レンジャク科レンジャク属の冬鳥。尾の羽毛の色が緋(ヒ)と黄(キ)の2種が日本にやってくる。

最初は姿を捉えられなかったが、他の方のカメラの向きや話のおかげで1匹また1匹と居場所が分かってきた。遠いし向きもイマイチだけど、見ることができた。
遠い枝にいたのは、尾の羽色が赤っぽいのでヒレンジャクかな。頭の短い冠羽も確認できた。


コチラは枝がじゃまだけど正面向き。冠羽が立っているので頭が大きく見える。


数匹が飛んできて地面に降りたのが分かった。群れできているようだ。
陽の当たるところで撮れれば良かったけど・・・日影で。尾の羽色は黄っぽいのでキレンジャクだろう。


枝ではなく地面にスクっと立つ姿は、らしくない姿に思えた。


今回の散歩では、ヒレンジャク・キレンジャクを見れたことが一番かな。


「かわせみ池」近くの園路でも、8人ほどが池の方にカメラを向けていた。
池の奥の方に何かがいるようだが、私には探しきれない。近くの方に聞くが「2匹いるけど、場所は説明し難いな~」と、でも何度かのやり取りで1匹は分かった。カワセミが佇んでいた。

休憩中なのかダイブする素振りもない。

誰かが「かわせみ池でカワセミが見られるのは貴重だよ」と訳知り顔で言っていた。確かに池の名前の割に・・・見ていない。


先月、モズを見た辺りで、再びモズがいた。いいね~。


林縁の園路を歩いている時、左側の斜面でガサっと音がした。目を向けると近くの樹の影にヤマガラがいた。あわててカメラを向けるが飛び跳ねていってしまった。画の中央辺りに頭部~背中が写っているのだが、ボケているし分かり難い。一応証拠として。

 

 

コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防水シューズ、防虫メッシュジャケット/「パパ好み」

2024-03-21 | 我が家~モノ・作業

通勤や仕事で出かける際の雨対策として防水シューズを持っていたが、雨がひどいと中に浸み込みつま先が濡れる時があったので、代わりの靴を考えていた。
勤務先はスーツが必須ではない。ビジネスカジュアルはもちろんで、もっとくだけた服装の方もいる。なので、雨の日の服装にもよるが、革靴っぽい見た目(ビジネスシューズ)でなくともよい。(スーツで革靴だけど雨予報という時には、靴の上から履ける防水シューズカバーを使ったりしている)

3月9日(土)、ワークマンへ見に行ってみると、スニーカータイプだが黒地に黒い紐(ドローコード)で、接地面から6cmまで防水仕様というシューズがあったので買うことにした。アウトドアシーン向けなので、自然公園散歩でも問題ない。
それとタウンユースで使用していたシューズが汚れてきたので、代わりのシューズも購入した。

さらに店内を見ていると、以前から欲しいと思っていたメッシュの防虫ジャケットがあったので、時期的にはまだ早いけど今のうちに購入することにした。(昨年は在庫がなかった)

フード付きで、フード・肩周り以外は全てメッシュ。防虫加工・撥水・抗菌などの効果がある。夏の山散歩はもちろん夏に庭に出ると必ず蚊に刺されていたので多用したい。


ついでに、昨年仕事用に購入して気にいった白い半袖シャツもあったので買うことした。(ジャケットの下に着る用)
シューズ2足、メッシュジャケット、シャツの計4点で1万円しない。流石!ワークマン。



同僚からお菓子のお裾分けを頂いた。実家からもらったというが、初めて見る米菓子だ。

~古川名物 おつまみは ママも喜ぶ「パパ好み」~

製造は宮城県大崎市のようだけど、古川名物って?調べてみると、元々は古川市だったが、2006年に1市6町が合併し大崎市になったようだ。

名前も面白いが、大袋の裏面を見てナニコレ~と思ったのが、「パパ好みの歌」という譜面と歌詞が載っていたこと。

これはCMソングなのだろうか、You Tubeで検索すると数曲アップされていた。地元で長年親しまれているお菓子なのだろう。

せんべい・おかき・あられなどの米菓は全国で生産されているが、新潟県がダントツ。近くのスーパーで見る小袋の入ったあられは、ほぼ新潟のメーカーだ。
そのあられに比べると「パパ好み」は、見た目で色が淡く、食べてみると淡白な感じ。小さいアジがアクセントになっている。

こういう(全国的ではないけど)おつまみにもなるご当地お菓子はイイね~。また頂きたい。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

植えたチューリップのその後/クリスマスローズ

2024-03-19 | 我が家~植物・生物

昨年11月にチューリップの球根を24球頂き、丸型のプランターを準備して植え付けたのが11月25日だった。(その時の日記
チューリップを育てたことが無いので、Webに載っていた「土が乾いたら水やりをする」を目安にするにしても程度がよく分からない。平日の朝は何かと忙しいし、妻にも協力してもらって、見えない土の中を「これで大丈夫なのかな~」と思いながら日数が過ぎていった。

1月28日(日)、土の中から小さい緑色が出ているのに気が付いた。窓に向かって一番右のプランター。やった~、良かった~と。


2月12日(祝)、遅かった左のプランターからも芽が出ていた。これで植えた24球全て芽が出て安堵。(球根が優秀なのかも?)


2月25日(日)の記録。約2週間経ち、少し大きくなった。もう葉が開きかけている。


3月17日(日)の記録。さらに3週間経ったので、葉は大きくなってきたが、くねっているし、それぞれ葉の出方が異なる。個性あるね~。

この状態がこの時点で良いのか悪いのか分からないけど、このまま育ってくれて花を咲かせてほしいものだ。

3月17日、今年のクリスマスローズを記録していなかったので、もう開ききった後だけど一応記録しておく。毎年ありがと。

 

 

コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当地の降雪の記録と昨日・今日

2024-03-17 | 自然・環境とか

当地では、今月は2回雪が降った(はずだ)。
3月6日(水)は、東北新幹線に乗る予定だったので、深夜からの雪は心配だった。
朝食中にテレビで新幹線が運転見合わせになったと告げる。その影響で結局出張は取りやめになり、9時前に家を出て会社に向かった。

8:10頃、自宅待機中にベランダの雪の様子を記録。既に融けている。


3月8日(金)、起きた時は雪が降っていたが、止んだ?という6:30頃にベランダを記録。


近くの樹は、降り止んだ直後なので枝に残った雪が雪国っぽい。


この後、小雨が降ったり止んだり。出勤する頃には電線から大粒の雫が落ちてきた。

両日とも積雪深としては4センチほどか。最低気温が0度くらいで、最高気温が8度くらいだったと思う。11日前と9日前のことだ。


そして、3月16日・17日(昨日・今日)はバカ陽気。最低で6度ほど、日中は20~21度くらいまで上がった。
昨日は北本自然観察公園に行ったけど、何を着ていこうかと迷った。歩けばキャップを被る額が汗ばんだ。
快晴の下、野草は元気に花を咲かせていた・・・。


とはいえ、春になったとはいかず、今週は逆戻りの予報。でも、ソメイヨシノは開花するだろう。

 

コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“安芸の小京都”竹原市で町並み保存地区を散歩

2024-03-09 | お出かけ

先週、広島県へ出張することになり、目的地ではないが移動時間の都合で竹原市に前泊することになった。竹原市は全くと言ってよいほど知らないところ。
ホテルに置いてあるパンフレットで町並み保存地区があることを知る。フロントの方に聞くと、江戸時代からの街並みで、連続テレビ小説『マッサン』のモデルになった主人公の生家があったり、映画『時をかける少女』のロケ地になっているとか、熱心に語ってくれた。

昔の街並みがあるのなら見てみたいし、最初で最後の機会かもしれない。せっかくなので、翌日の朝食後に町並みを散歩することにした。

平安時代、京都・下鴨神社の荘園として栄えた歴史から、「安芸の小京都」と呼ばれる竹原。
国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定された町並みは、江戸時代に開発された竹原塩田によって栄え、漆喰塗籠の町家が並ぶ重厚な街並みが築かれたという。


パンフレットには、町並みの略図に歴史のある建物が記されており、これをガイド代わりにして見て回った。


竹鶴酒造は古くから酒造りを営み、屋号は「小笹屋」。ニッカウヰスキーの創業者で、「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴正孝の生家。
NIPPONIA HOTELは、点在する歴史ある邸宅をリノベートした、小規模分散型ホテル。


竹鶴正孝と妻リタの銅像もあった。傍らの石碑には「よいウヰスキーづくりにトリックはない」と刻まれている。銅像正面の建物は、歴史民俗資料館。


春風館は、医者を開業した頼春風の邸宅。武家屋敷風の長屋門と門構えをもつ数寄屋風建築。隣接する復古館は、春風の孫が商業を営んだ木造切妻造二階建の本瓦葺の数奇屋建築。いずれも国の重要文化財に指定されている。


旧松阪家住宅は、当地区の代表的な商家の建物。唐破風の波打つような独特の大屋根や2階の菱格子の出窓など、華やかな建築意匠。市の重要文化財。


西方寺本堂横の高台に位置する普明閣は、京都の清水寺を模して建立された。ここから竹原の町並みが一望できる。西方寺の石段がロケで原田知世の通学路だったという。


江戸時代末期に建てられた酒蔵の一角を改造した酒蔵交流館。
大小路(おおしょうじ)と呼ばれる江戸時代の横丁は道幅が狭く、長屋門の格子や漆喰壁が往時の雰囲気を伝えている。


リーフレットを片手に歩いているとき、竹鶴酒造の入口から出てきた従業員の方と通りの反対から歩いてきた方から「おはようございます」と挨拶され、少し嬉しい気分になった。
ホテルから10分ほどの往復込みで1時間強の散歩。戻りは小走りで朝なのに額に汗をかくくらいだった。
初めての土地だったが、歴史のある街は興味深い。日本にはまだまだこういう所があるのだろうな~。行ってみたいね~と思ったさ。


下記の左は、その後に乗船したフェリーで、右は三原駅で乗換を間違えた記録。


三原駅で乗り換えて出発する時間は覚えていたが、まさか同時刻で他にもあるとは・・・。アナウンスで「アレッ?」と思い、近くの高校生?に聞くと違うホームだと言う。あわてて行くが階段上り途中で出発した。
次の電車を確認すると1時間ほどある。エー!だ。とりあえずホーム上の待合室で待っていると、ほどなく電車が入線してきた。出発まで40~50分あるが・・・。隣の高校生に確認すると、この電車で良いそうだ。しかも、乗車して待っていられるという。
それならばと、改札で喫煙場所を聞き、そこで加熱式タバコを1本吸い、構内の売店で乾き物と缶ビールを購入し、電車に乗って飲みながら待った。ご当地のえびせんは海苔がきいてて旨く、出発までにビールと両方終えた。・・・地方の電車乗り換えには気をつけよう。

 

コメント (10)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『マダム・ウェブ』を観た/檜皮葺師、空師は凄い

2024-02-29 | 映画・TV・ヒーロー

2月24日(土)、3連休の中日、前日は雨で翌日も雨予報。この日だけ晴れ。ならば出かけたいと思い、行き先候補を考えた。
まだ行ったことはないけど行ってみたい「セツブンソウ(節分草)の大群落」が気になる。Webで調べてみると見頃になっているという。しかし、片道1時間40分~2時間くらいかかるので、これのみを目的にしての日帰りは辛い。それに前日の雨で山道も濡れているだろう。ということで止めにした。
そういえば、前日は息子がレイトショーで映画を観に行っていた。調べてみると面白そうだ。妻を誘ってみると「そうね」と。

ということで、シネマポイント会員になっている映画館にマダム・ウェブを観に行くことになった。マーベル初の本格ミステリー・サスペンスとのこと。
時間に余裕をもって入館したら、我々だけだったので驚きつつ、せっかくだからとエグゼクティブシートをパシャっと。


主人公が大事故をきっかけに未来予知ができるようになり、悪者から3人の少女を救う・・・・・(説明難しい)。涙もろいので最後の方は泣けてきた。

ちなみに、エグゼクティブシートは通常3,000円だが、会員は通常料金で利用できる。通常料金(一般2,000円)は、我々シニアなので1,300円/人。

昨年7月下旬に会員になってから、今回で4回目。ゆったりシートでお得感があるせいか、それ以前より映画館に行く頻度が高い。
 ・2023年 7月 君たちはどう生きるか
 ・2023年10月 ミステリと言う勿れ
 ・2023年12月 ゴジラ-1.0〔4DX2D〕
 ・2024年 2月 マダム・ウェブ(字幕) 

入会時ポイント2ptを含め計10pt。あと1回2人で行ったら12ptになり、その次は2人分無料で観られるようだ。



2月上旬のこと。NHKの『解体キングダム』を見た。檜皮葺師(ひわだぶきし)、空師(そらし)のことを紹介し、初めて聞く生業で関心をひかれた。

まずは、「国宝・瑠璃光寺五重塔を 解体修復せよ!」という内容。
檜皮葺師は、ヒノキの皮を屋根材として葺く職人。樹皮をずらして重ね合わせ、口に含んだ竹くぎで打ち止める。檜皮葺は美しい曲線を表現でき、瑠璃光寺の五重塔に用いられている。檜皮葺は30年毎に吹き替えるそうだ。
紹介された檜皮葺師は、ヒノキの樹皮を採取する原皮師(もとかわし)も兼ねており、材料集めも大変そう。

続いては、「青木ヶ原樹海 ミズナラの巨木を解体せよ」で、国立公園の特別保護地区にある高さ28mのミズナラの巨木が、倒壊する恐れがあるため伐採することになったが、特別保護地区なので重機を入れらない。
そこで、空師という職人が登場。巨木に上って上から枝や幹を伐っていく。枝といってもトン超えの場合もある。不安定な体勢で、切る部分も経験を要す、難解なミッション。

その道を極めた職人さんは凄かった。

 

コメント (11)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年7月入手の多肉植物4鉢は・・・/オリヅルラン植え替え

2024-02-26 | 我が家~植物・生物

昨年(2023年)7月に多肉植物を4鉢頂いた。鉢はそのまま使うとしても見た目が難ありと思い、入れるプランターを自作した。その時の様子。


この後、右から二番目は、「伸びている茎は切っても良い」と多肉栽培先輩の娘から聞き、途中から切る。
左の多肉は開花中なので、花が終えたところで茎ごと切った。

その後、右から二番目のを除き、徐々に伸びてきて丈が高くなってきた。
そして、6ヶ月を経過した今年2月10日の様子。(当初と置く鉢の位置は異なる)

元々丈が高く草っぽいのはひょろひょろ伸び。肉厚で平たいのも上に伸びて間が空いた感じ。


娘が来た時に、どうなんだろう?「水あげすぎたんじゃない」と、それほどはあげてないのだが。また「上だけ切って、切り口が乾いたら、また置いておけばいいんじゃない」と言っていた。

2月11日(日)の午後、実行することにした。3つの多肉は、上を切って残し、下の部分は根も抜いて処分した。その際、土は半分ほど多肉用の新しい土にした。
切った上の部分は、切り口が付かないよう(切り口を乾かすため)土の上に横向きにして置いておいた。

翌12日(祝)の朝、切っておいた上の部分を土に刺すように植えた(置いた)。

かなりスッキリと小ぶりになった。


ちなみに2月25日はこんな感じ。草っぽい(左から2番目の)葉が心もとないが、このまま様子をみることにしよう。

 



観葉植物のオリヅルランは、とても育てやすくライナーで子株ができるため、20年前くらいに頂いてからず~っと代替わりしながら家にある。
昨年8月、出窓の鉢の様子。既に鉢が窮屈な感じになっていた。


この後、ライナーが伸びてできた子株の幾つかは、ガラス瓶に水を入れて浸けておいた。
冬になり、葉先が枯れてきたので、そろそろ株を少なくするか子株に植え替えるかと考え、上記の多肉植物と一緒に2月11日に作業。

なかなか鉢から抜けないので、葉をまとめて掴んで力をいれて引き抜く。根が全体にまわり内側にぐるぐるみっしり。株分けなどできない状況だった。
これを植えたのはいつだったか?長期間放置状態だった。お疲れ様でございました。

鉢底石・観葉植物の土を入れ、別の小さい鉢で育っていた株をいくつか植える。
ある程度生長したら、株を少なくしようと思う。


空いた小さい鉢には、新たに水栽培で育ってきた子株を植えた。


たぶん、これからも我が家にオリヅルランは存在し続けるであろう・・・。

 

コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北本:ウメが咲き揃って/キセキレイ、タシギ等の野鳥

2024-02-23 | 主に野鳥や昆虫

2月11日(日)、晴れ予報だったので約1か月ぶりに北本自然観察公園へ行くことにした。
着いたのは午前11時前で、駐車場に入ると誘導員の横で車が1台止まっていた。エッ!満車だった。ほどなくして私が1番前に(後ろに数台)。何で?と誘導員に問う。「特に珍しい鳥が出たわけでもないし、何故なのか分からない。昨日は9:30で満車になったんです」と。
自然学習センターに向かう園路沿いに「野鳥の日 2/10・11・12」の立て看板があった。様々なイベントを行っているようだ。このせいで満車?かも。

降雪から6日目で日陰には雪が残るものの、その後の晴天に気温も上がったせいかウメが咲き揃ってきた。
ウメ園ではご年配のカップルがベンチに座ってランチ。あったかい光景。


池も穏やか。カモたちはヨシの近くで休憩?かな。


自然学習センターの裏側の軒先にスズメバチの巣があった。キイロスズメバチであろうか。


今回も幾種類かの野鳥が見られた。
●キセキレイ(セキレイ科;留鳥/漂鳥)
先月はセグロセキレイとハクセキレイを見たが、キセキレイは見なかったので今年初だ


●モズ♀(モズ科;留鳥)
少し離れたところにいて、手前の枝にピントが合ってしまった。餌探し中なのか降りたり戻ったり。


●アオジ(ホオジロ科;漂鳥)
園路のすぐ脇。1メートルほどしか離れていない。人間なんて眼中にないのかな。


●タシギ(シギ科;冬鳥/旅鳥)
湿地では今回もタシギを見ることができた。別の湿地にもいて計3匹確認。


●ツグミ(ヒタキ科;冬鳥)
枝から降りてしばらくこの姿勢でいた。鳥としてのプロポーションは良さそう。

 

切り株の上に野生動物の糞。「だれのフン?」という案内によると、木の実などが入っていてあまり臭くないことから、雑食性で果実を好むハクビシンではないかとのこと。(先月も見たけど、そのままなのかどうか?)

 

自然学習センター内では、園内で見られる野鳥の剥製が展示されていた。オオタカやノスリなどの猛禽類。

カケスとオナガが並んでいた。属は異なるけど両方ともカラス科。ハシブトガラスやハシボソガラスなどを総称してカラスと呼んでいるけど、カケスとオナガはカラスと言われない。

 

入口の橋と並行する道で掘削作業。小川の水を通すため埋設しているパイプの交換工事のようだ。普段の水量は少ないので、掘削している広さに驚く。

 

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小山市:酒蔵見学だったが、別の事で妻がグイグイ

2024-02-20 | お出かけ

出かけた先(旅行先)に酒蔵があったら見学したい・立ち寄りたいと思う。今回の旅行でも出発する前に探し、酒蔵に連絡しておいた。
栃木市の中心地から車で十数分のところにあるが、住所は隣の小山市になる。

1月27日(土)、ランチに蕎麦を食べてから酒蔵に向かう。
酒蔵は栃木市に3件、小山市には5件あるという。この辺りは日光連山の清冽な伏流水が数多く湧出するため、良質の米と水に恵まれた地域のようだ。
 
若駒酒造(株)は、万延元年(1860年)創業。酒蔵なので奥に煙突もあるし焼杉を使った塀がまわされ、この場所で間違いないけど、営業しているの?・・・と思うくらいお疲れの感じがした。
後で話を聞いたが、東日本大震災で被害があり、裏の蔵の一部を補強したりしたが全てには手が回っていないようだ。
案内をしてくれたのは「もう息子に代替わりした」というオヤジさん(元代表)。

門(?)から入って正面の蔵。木桶が干されていた。若駒酒造の蔵は、国の登録有形文化財になっている。


釜に米を入れていた。この後、蒸すようだ。


タンクが置かれている蔵内の様子。タンクが石の台に乗っているのは、下にボイラーを入れて加温する時があるため。


「発酵させているタンク。見てみますか」「良いんですか」と台を上がる。


タンクの中には、もろみが発酵中でフツフツとしていた。(画では分かり難い)


裏の蔵は天井が高く、梁や小屋組みが露わになっていた。


奥の方には麹室があり、中もチラッと見せてもらった。


ここは何をするところだろう。絞るところか。オヤジさんに聞こうとしたが、妻と二人で話しながら先に行く・・・オイオイ。


というのも、次の写真で理解できるであろう。


(前々回の日記でふれたが)妻はJIN−仁−を再放送含め何度も観ている強者だ。そして、酒蔵に行きたいことは伝えていたが、ここもロケ地ということは内緒にしていた。
なので、それと分かった時から前のめり。オヤジさんはもちろん話をしたそう。もう一昔前のことなので、名残もお疲れではある。


この階段は、ヤマサの代表(石丸謙二郎)が降りてきた階段。


野風(中谷美紀)が手術を受けた部屋。今は倉庫に。ドラマを観ていた人にしか分からない話。


ロケは市内の違う場所で撮った場面をつなげて一連の流れになっているシーンもあるそうだ。私も観ていたのでオヤジさんのロケ話は面白かった。
(こういうことを日記に載せているが、これはダメということなら即刻削除します)
ちなみに、何故ここでロケをすることになったのか?オヤジさん曰く、フィルムコミッションに登録していたからとのこと。
Webで検索すると、栃木県は東京から近く、地元自治体のフィルムコミッションがロケ隊の誘致に熱心で協力的なこともあり、ロケ地に選ばれているようだ。

ところで、若駒酒造の屋号は「かねたまる」といい、文字では「┐太○」と表している。これを鬼瓦でも使用している。特注であろうから、その昔はそれほどに・・・。

歴史のある倉庫業や味噌・醤油製造業などの企業では、判じ文字(?)のような屋号を使っているのを見る。ヤマサもそうかな。

自分用お土産に購入したのも。こちらの屋号のブランド。何でも意味は「金たまる」とか・・・。あやかりたい。ラベルは赤い布地で素敵。ラベルには、木桶仕込み、しずく搾りとある。


江戸時代から伝わる木桶を復活させ、少しずつ手作業で搾り袋に詰めて丁寧に槽に並べて搾りを行なう。木桶は無数にある孔で呼吸をし、それにより微生物が発酵に影響を与え、独自の味わいをもたらしているという。

帰ってからまだ栓を開けていない。せっかくなので、何かの機会にいただこうと思い、楽しみにしている。

今回の旅行は、金曜の16:00前に足利市に着いて、佐野市に泊まって、栃木市を観光して、小山市の酒蔵を見て14:00過ぎに帰路についたので、結果的に栃木県南地域の4市を移動していた。有意義だった。

 

コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栃木市:明神宮・栃木の名称、ゆめ玉、蕎麦処

2024-02-17 | お出かけ

1月27日(土)、前の日記の「蔵の街遊覧船」から車で数分、徒歩で10分ほどの神明宮へ行く。栃木市の中心部に位置し、天照皇大神を祀る神社で、栃木のお伊勢様とも呼ばれているそうだ。


本殿の屋根にある2組の千木と8本の鰹木が、遠くから見ると10本に見えたことから、神社の辺りを「十千木(とおちぎ)」と呼ぶようになり、栃木の名の由来になったとする説があるという。


栃木市や栃木県の名前の由来が、目の前にあるこれなのか~と、ちょっと感動。
ところで、栃木県の県庁所在地は宇都宮市で、県名と県庁所在地名が異なる県の一つ。でも、栃木市があるのに何で?と。
検索して見た「中学サポートクラブ(社会科コラム21)」のWebサイトによると、
・1871年(明治4年)、下野国にあった複数の県が統合されて栃木県と宇都宮県ができ、県庁は栃木町と宇都宮町に置いた。
・1873年(明治6年)、栃木県と宇都宮県が合併した。この時、県庁は栃木町に置かれることになったので、県名は「栃木県」となった。
・1884年(明治17年)、宇都宮の立地や交通の要所であることなどから、栃木県は宇都宮に県庁を移した。
・県および県民は、県庁が宇都宮に移ったのだから県名も替えると判断し、県名を宇都宮県に改称した。しかし、県名の改称は政府の指令に基づくものなので取り消された。
かくして、県名と県庁所在地名が異なる県になったという。十数年の間にあれやこれやで二転三転し、往時の自治体や地域民は混乱したでしょうな。

栃木市には各エリアに点在する神社仏閣や名所=「願処(ねがいどころ)」にまつわるご利益を頂けるパワーストーンゆめ玉というのがある。
「願処」は12ヶ所あり、太平山神社で品切れだったことから、蔵の街遊覧船の近くで探したら神明宮の「ご本殿の千木」が「願処」と分かったのも、ここを訪れた理由の一つ。

「ゆめ玉」は、径1センチの球のパワーストーンで各所で異なり、数珠用のゴムひもの色は3色あり、恋愛運や子授けなどは「赤」、健康運などは「緑」、金運や開運などは「紫」のゴムひも。


12ヶ所の「願処」で「ゆめ玉めぐり」をするのも良いし、願い事に合ったゆめ玉をプレゼントするのも良さそうだ。
神明宮は開運・健康ということで紫色のひも、石はアベンチュリン(インド翡翠)というもの。

 

次の(最後の)目的地へ行く前に、ランチタイムなのでどこに行こうかと店探し。
何でも栃木県は在来種の蕎麦を生産しており、それを頂ける蕎麦屋もあるそうだが、ザクっとホームページを見ただけでは分からないのがほとんど。とはいえ、前日は佐野ラーメンを食べたので、今回は蕎麦を食べたいと思った。

次の目的地に行く途中にある蕎麦屋へナビを頼りに行くことにした。住宅街の中にポツンとある店は、知る人ぞ知る処・・・に思えた。


Web情報にもあったが、蕎麦は店内の石臼で自家製粉している。


メニューに「生粉打ち(限定)」というのがあったが既に売れ切れ。「せいろそば」にするか、でも地元の「田舎そば」は食べてみたい。ン?「合もりそば」は何だろう。聞いてみると「せいろ」と「田舎」が半々だという。それにした。
ツルツルとモグモグ。蕎麦の風味が良い。あと天ぷらも旨かった。

満足して、次の目的地に向かう。(栃木旅行、あと1回つづく)

 

コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする