Report day Weather DATA
10月3日 晴れ イワナ・アメマス MAX 32・30
cm
<< 支流の岩魚と滝 >>

 10月珍しくこの時期は道東に毎週のように通っているshinya氏Hiroshi氏が道南にキノコツアーと題して来ることになった、10月渓流シーズンは終わりに近づいているただこの季節は秋の収穫時期になる。

 合流釣行日の前日両氏はとある渓に入り目的は既に果たしたようで、前夜祭(なんの前夜祭なのか)のオヤジ達の宴が始まった、そこで夕刻にKEN氏からお誘いが有ったことを告げメンバーが一人増えることを了承頂き釣行は4人で行く事となた。

 釣行日当日に、合流場所のコンビニに着くと既にKEN氏がその店内いた、私達三人も朝食などを買い求め目的地に向かう、今回の釣行は4人全てスタイルはルアーなので年に二三度行くある本流の上流部に決めた、ここは渓が広く開けていて人数が多くても受け入れられるキャパシティがあると思ったからである。

 現地の入り口に到着する私の情報不足で少々入渓に手間取ってしまった、車を置き渓に入るその渓相を見てやはりこの渓も今夏の大雨で土石が流出したらしい、渓の雰囲気が大きく変わって蛇行する水の流れ筋が左右逆になっている、全体に瀬が多く魅力あるポイントが土砂に埋もれ減っている、砂地には渓の主である山親父の足跡も残されている。



 上流へ遡って行くが上がるにつれ魚影が減って行く、たまらず支流を伺うそれが岩魚の姿を確認すると落差のある流れをどんどんと上がって行った。

 上流に行くと少し開けてポイントが現れる、それの繰り返しで引き返す切っ掛けがつかめないなかったとshinya氏Hiroshi氏と先行していった、私はその後を追いつつ脇見でなかなか追いつかず、そしてようやっとお二方の姿をとらえる。



 追いついて数少ない中、少しだけ貴重なポイントを譲って頂いたすると早速細身の尺イワナがヒット心地良い震動がロッドを通して伝わってきた。



 その後間もなく左から流れが来る、その上を見ると雰囲気が変わった。

 その左側に曲がり上がって行くと正面に岩の壁がそそり立ち中央から滝が出現した、なかなか雰囲気のある滝でおそらく魚止めになるのであろう、その滝の右側には草を踏み分けた後が山の上に向かって付いていた、間違い無く羆の通ったこんな支流を上り詰めるのは私達位だろうから。



 支流に入ったのはshinya氏とHiroshi氏そして私の三人、先行していたKEN氏は本流の通らずの函に到達していた様だ支流を下りてKEN氏が待っていた、今日の置いてけぼりはKEN氏であった。

 そしてそのKEN氏が通らずの函が埋まり奥まで入れると言う、それを確かめに四人で向かう、確かに埋まって今まで行けなかったところまで入る事が出来た、そこは右に直角に曲がり今までは奥を覗くことが出来なかったが、今回初めて見る景色で少し感動を憶えた、しかしまだ函は続き通過は困難であるこの先はきっとパラダイスがあるのだろう、色々調べると左から高巻いて行けるそうだ通過に50分はかかると記されてい、だがそれは登山者の領域である今の私達では無理な状況である、今後の更に埋まって通過出来るのを持つことにしよう。



 その後11時過ぎに脱渓後、shinya氏とHiroshi氏の二人はご帰還する事になり、私とKEN氏は別支流に向かう事にした。

 その支流に入るとサクラマスが産卵床を作りヤマメを引き連れている、残念だがこの渓は魚道が機能しておらず寸断されていた、それでも遡上出来る限り遡って行くサクラマスは命を繋で行く。



 海と繋がっている区間ではアメマスが少ないながら、しつこい釣り人を楽しませてくれた。

Mountain stream fishig
inserted by FC2 system