外つ歌:嵐の後で

名前すら書かれない男が去った後、呆然とし、続いて喚きだしたのがバロです。彼は腹心のバルクが面倒くさそうに耳栓を付けるのに気づかずに、喚いて騒いで地団駄を踏みました。 --なんだったのだ……なんだったのだ! あれは一体…… さらに面倒くさそうにバルクは耳栓を外して口を開きました。 --リューンの姿がありませんでした。あれはおそら…

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外つ歌:踊る人形

青い流星が煌めくと、次の瞬間には救国号が飛び蹴りかませて裏拳打ちからの膝蹴りで黒い触手の多くを叩き潰していました。 学習した触手が即座に腕や脚を生成して対抗し、救国号と四つに組むと、名前すら書かれない男は笑顔を浮かべて後は任せたと告げると機体から降りて触手の上を走りました。 一瞬のことになすすべもなく、触手に巻かれていたバロ…