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アミドの三十代
詞/曲 田中宏明
ガラスの十代 あの頃は 壊れやすいものばかり集めて
たった一度だけ「好き」と伝えたあの子とは目も合わせられずに
無理に酒を飲み女とからみ 初めてのキスは年上の女

そんな時代は過ぎて今はただのサラリーマン
フリーターも公務員も大した差はないだろう
年下の女でも年上の女でも 本気の恋 一夜の恋
なんでもありなのさ 網戸の三十代

雨戸の二十代 あの頃は 社会から外れ フリーターで
初めて自分を好きになってくれた女をまた傷つけた

「セフレならいいよ」と返事をすれば
女はシャワーを浴びて部屋へ来た

そんな時代は過ぎて今はただのサラリーマン
フリーターも公務員も大した差はないだろう
年下の女でも年上の女でも 本気の恋 一夜の恋
なんでもありなのさ 網戸の三十代

泣いて笑って三十代 僕らの時代さ
ローラースケートやバンド活動や
女遊びをもう一度

そんな時代を生きる網戸の三十代
肩肘張って強がっていたあの頃も懐かしいけど
どこへでもいけるだろう 僕らの時代なのさ
仕事だけでは脳がないだろう 青春の時は今さ
網戸の三十代

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蛙も帰える田舎道
詞/曲 田中宏明
バスを乗り継いで 今年の夏も行くよ
都会は嫌いじゃないけど たまにのどが渇くよ
トンネルを抜ければ広がる水田景色
昔ばなしに出てくるような萱葺屋根の家

小さい頃は三ツ矢サイダーを
たくさん買っておいてくれてた
今は何もいらないから そのままで

おばぁちゃん元気かな 何してるかな
畑で採れた野菜を切り 夕食を作っているかな
おじぃちゃん元気かな 何してるかな
もうすぐバスは終点 待ってくれているかな

去年この町へ来たのは10年振りで
大学生活にうかれて 卒業して何年も
フラフラしてたから 会わせる顔もなくて
高校2年の夏以来 思い出すだけの夏

小さい頃はザリガニ釣りや
カブトムシの捕り方を聞いてた
もっといろんなことを聞かせてよ

おじいちゃん 元気そうで本当よかったよ
僕は今年もこの町に来れてうれしいよ
おばぁちゃん 元気そうで本当よかったよ
もう少しこの変わらない景色のそばにいたい

盆休みが終われば今年も夏が終わる
動き出した列車の窓の外
遠ざかる景色に手を振る「元気でね」

おばぁちゃん来年の夏もまた来るから
持たせてもらった赤飯は電車の中で食べるよ
おじいちゃん来年の夏もまた来るから
送ってもらったお米を食べてがんばるよ
変わらず元気でいて いつまでも元気でいて
2009 8


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