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Mini Watters
ミニワッター直結シングル・アンプ
[mw00+][mw00b+]
左:試作2号機、右:本製作3パターン(6DJ8 DC点火超低雑音仕様、6FQ7 4Ω&8Ω対応仕様、6N6P標準仕様)

<このページについて>

ミニワッターに関する回路や製作のための詳しい解説は「真空管アンプの素」に書かれています。このページは、書籍をお持ちでない方のために書籍の中から必要最小限の情報を掲載したものです。これ以上書くと出版社に迷惑がかかります。従って多くのヒントやガイドは掲載していないことえをご了解ください。


<これが基本です>

ミニワッターにもいろいろなヴァリエーションがありますが、これが出発点であり基本です。なによりも、はじめて真空管アンプを作る人のことを考え、次にベテランがこれをいろいろ改造して遊ぶことを考えました。チャネルあたり1本の小型双3極管を使い、これを直結にして0.2W〜1Wくらいを得るシングルアンプです。この構成だけでもかなりいろいろな選択肢があります。下の方に表にまとめましたが、9種類の真空管から選ぶことができます。そして、出てくる音は十分にまともです。


<アンプ部基本回路>

アンプ部の基本回路は下図左のとおりです。なんと簡単な・・・。

2段直結シングル・アンプで、簡素型ロフチン・ホワイトとでもいいましょうか。出力段の信号ループをバイパスするコンデンサ(C3)の入れ方が特徴的です。本機のトーンキャラクタはこの回路方式によるものが大きいです。そういえば、この方式を最初にやったのもロフチン・ホワイトでしたね。下図右はロフチン・ホワイトの原回路ですが、図中のC2に着目してください。ロフチン・ホワイト・アンプというと、2段直結にばかり注目されてこのコンデンサ(C2)のポジションについて言及した記事がほとんどないのはいささか残念です。そのため、日本のWebサイトで見かけるロフチン・ホワイトと称するアンプはそのほとんどがこのコンデンサがアース側に取り付けられています。このコンデンサのポジションによって出てくる音は相当に違いますから、アース側に取り付けらたアンプにロフチン・ホワイトの名を冠するのには疑問を感じます。

この基本回路を使い、5687、6N6P、6350、7119、6FQ7、6DJ8/6922、5670、12AU7、12BH7Aといった双3極電圧増幅管や親子3極管の6CS7で0.3W〜0.7Wというかわいらしいパワーを得ます。6N6Pは真空管店ではの扱いはまだ少ないですが(アトモスや春日にはあった)、Yahooオークションでお安く手に入ります。あるところに行けばザクザクある球なので高値をつけて落札する意味はありません。重量400gクラスの廉価OPTを使いながら、10Hz〜30kHz/-3dB(0.316Vrms時)またはそれ以上の帯域特性を得るだけでなく、これが結構いい音で鳴ります。上記以外でも設計の工夫次第で6BQ7A、7AN7/ECC84、5965、6N1P、その気になれば12AX7も適用可能です。

[mw01+][loftin+]

上の回路図中の音量調整ボリューム(VR)のところにあるRxは、音量感のバ


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